ドイツ・会計税務ニュースレター/税務
第35回/ライセンス料に係る源泉税と日独租税条約の適用
日独間のライセンス取引では、多くの場合、ライセンシーによる源泉徴収義務が発生します。特に著作権やソフトウェア使用料の場合、取引が多額になることも多く、留意が必要です。
2024年1月22日、EFRAG(欧州財務報告諮問グループ)は中小企業向けのサステナビリティ情報報告基準である、ESRS for listed SMEs(ESRS LSME)及びvoluntary reporting standard for non-listed SMEs(VSME)の公開草案を公表しました。
ESRS LSMEが上場中小企業向けのサステナビリティ情報開示ルールを定める一方、VSMEは中小企業が任意に適用できるガイドラインとして、自社のサステナビリティの取り組みを評価し、ステークホルダー(取引先、金融機関、投資家など)からのサステナビリティ情報提供の要請に効率的かつ適切な方法で応えるための、簡易な報告ツールを提案しています。
※本稿は、Grant Thornton AG(グラントソントン・ドイツ)が作成したものを、和訳・編集したものです。原文(ドイツ語)はこちらをご参照ください。
Contents
・背景
・ESRS LSME(上場中小企業向けESRS)の概要
・VSME(非上場中小企業向け任意報告基準)の概要
・今後の動向
...続きは下記PDFファイルからご覧ください。
< ドイツ・ニュースレターに関するお問い合わせ >
Grant Thornton AG ジャパンデスク
井上広志
E-mail:hiroshi.inoue@de.gt.com