ドイツ・会計税務ニュースレター/税務

第14回/連結納税(オルガンシャフト)における損益移転契約

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ジャパンデスク/ドイツ・ニュースレター

ドイツの連結納税(オルガンシャフト)は、親子会社間で最低5年間有効な損益移転契約を締結し、従属会社(子会社)の利益または損失を支配会社(親会社)に移転することで、グループ全体での法人税の軽減を図る制度です。しかし、実際の損益移転の方法に関する詳細な定めがないため、税務調査等の際にしばしば議論の的となります。


※本稿は、Grant Thornton AG(グラントソントン・ドイツ)が作成したものを、和訳・編集・加筆したものです。原文(ドイツ語)はこちらをご参照ください。

 

Contents
・判例による損益移転契約の要件
・決済期間の要件は依然として不明

 

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