ドイツ会計・税務ニュースレター
第41回/移転価格文書化要件の見直し
ドイツ連邦議会は2022年末に厳格化された移転価格文書化要件を再度見直し、適用スケジュールを大幅に前倒ししました。企業は速やかに対応を検討する必要があります。
EU内での共通税目である付加価値税は、売上高を課税ベースとすることもあり、加盟各国の税収に占める割合が高い税目の一つです。
また、課税・不課税の判定、課税が生じるタイミング、クロスボーダー取引の際にどの国で課税をすべきか等、考慮すべき項目が多いことからも、税務調査の際にも議論が生じやすい税目と言えます。事業者はサプライチェーンの構築に際し、こうした事項や関連するITシステムも考慮に入れながら、自社にとって最適な取引形態を検討する必要があります。
Contents
・EU付加価値税の概要
・課税対象取引
・課税時点と債務発生のタイミング
・課税地の判定
・インボイスの記載要件
・リバースチャージ
...続きは下記PDFファイルからご覧ください。
< ドイツ・ニュースレターに関するお問い合わせ >
Grant Thornton AG ジャパンデスク
井上広志
E-mail:hiroshi.inoue@de.gt.com