会計・監査 Report
2025年3月期中間決算における留意事項
2024年4月1日より四半期報告書制度が廃止され、上場会社では第2四半期報告書に代わって半期報告書の提出が義務付けられることとなりました。
2023年3月期第1四半期から適用される会計基準等として、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(2021年改正)、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」があります。また、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢に関し、会計上の見積りに当たって留意が必要となる状況が想定されます。
新たに適用される会計基準等として、次の2つがあります。
① 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(2021年6月公表)
② 「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(2021年8月公表)
このほか、該当する事象等のある企業においては、会計上の見積りに当たり、次の会計基準等に留意すべき状況も想定されます。
③ 企業会計基準委員会議事概要「会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方」
④ 日本公認会計士協会「ウクライナをめぐる現下の国際情勢を踏まえた監査上の対応について」